むかしばなし
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回 | 更新日 | 投稿者 | 備 考 |
第1回 | 8月 日 | まるだ | このホームページの作者である。 |
第2回 | 8月 日 | まるだ | |
第3回 | 8月21日 | まるだ | |
第4回 | 8月24日 | まるだ | |
第5回 | 8月24日 | まるだ | |
第6回 | 8月25日 | まるだ | |
第7回 | 8月25日 | まるだ | |
第8回 | 8月26日 | まるだ | |
第9回 | 8月27日 | まるだ | |
第10回 | 8月29日 | まるだ |
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むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいるのはあたりまえのことでした。 おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行くのもあたりまえのことでした。
おばあさんが川で洗濯をしていると上流の方からおおきなももが
「モンブラン食おう、モンブラン食おう」と流れてきました。甘党なおばあさんはそれを見て、モンブランが食べたくなってしまいました。そのころおじいさんは山のとこやさんで、「おやじ!!今日はかっこよく芝刈りでたのむ!!」と無理な注文をしていました。
モンブランが食べたくなったおばあさん。大きなももには目もくれず急いで山のふもとの「銀のリボン」というケーキ屋さんに行き、店にはいるなり「もらんぼん!!」と叫んでしまいました。
「もらんぼんは小学校の国語の教科書か何かに出てきたやつですよ」とバイトのお姉ちゃんに言われ、おばあさんは落ち着きをとりもどしました。そして、モンブランはどうでもよくなっている自分に気づきました。
おばあさんがショーケースをのぞきこむとひときわ輝いてみえるケーキがありました。「わたしをたべて」という名前のケーキのようです。
「あっ、これください」とおばあさんがいうと....「これじゃわからないので名前で言ってください。」
「フネです。」
おばあさんは自分の名前を言ってしまいました。そのころおじいさんはとこやさんで髪を洗ってもらっていました。髪をすすいでもらっているとき、おじいさんがふと目をあけると、目の前を小さなももが流れていきました。
そしてそのももは排水溝につまったので、洗面台はお湯でいっぱいになり、おじいさんはおぼれそうになってしまいました。とこやのおやじさんはあわてずに「どこかかゆいとこはないですか」といって、おじいさんのあたまをおさえつけていました。
おじいさんも負けずに「あしのうらがかゆい」といおうとしたのですが「ごぼ、ごぼ、うげ、メソ」といって気をうしなってしまいました。